ナツハシさんのなるようになっていきたい日記

30代女性独身無職ナツハシさんがなるようになっていく姿を見守っていただきたい

文句を言ってくる人間との会話は人生の中の一瞬。

ナツハシさんです。

大人になってからの記憶が薄いです。
最初に精神疾患を診断されたのは高校生の頃でした。
当時は今のような大変な状態になるとは想像ができず、それなりの年齢になればみんなと同じように普通に働いているだろうと思っていました。
今ならなんでそんな夢みたいなこと思ってたんだろうと思いますけどね。

大学卒業後に診断名が変わって、入社して数ヶ月の会社をやめました。
周りからは散々「籍は置いておけば」とか「今やめなくても」とか言われました。
何年も働いている方だったらもちろんそうしたらいいと思いますけど入社すぐで復帰にどれだけかかるかもわからないのは不安しかなかったです。
周りの人は好き勝手言いますからね。

もちろんその後も劇的に良くなることもなく、ぼんやりと日々を過ごして今に至るということです。
たまに友人や親戚に誘われてお茶したりイベントに行ったりしましたし、自分でも旅行に行きました。
でも単発の記憶としてあるだけで、日々の記憶が薄いのです。
例えば学校に行っていれば今夏休みですし、社員として働いていればお盆休みがあります(休みの話ばかり言う)
私はテストも昇給もボーナスも年末調整もなにもありません。
そもそもそういうさまざまな社会的イベントは嬉しいことばかりではないですが、しっかり社会に属しているのが私は羨ましかったです。

でもそんなことばかりは言ってられないのです。
今まで「精神病ならおとなしく鬱々と家に居ろ」みたいな無言の圧力を感じてきました。
もうそういうのはおしまいにしたいんです。
精神疾患は周りにわかってもらうのが難しいです。
だから自分の意識の中でだけでも思っておきたい。
「持病として精神疾患があり、元気なときは外で遊んだりもできる」
「いつも元気に見えるのは元気じゃないときを見せてないだけ」

一般社会に戻ることはできないとわかったのでこれからは好きに生きようと思います。
これから何をしていくかはこれから考えますけど。
(そもそものこのブログの当初の目標は「なんらかの形で働く」だったのでそれとは違う方向性になってしまいましたが……。)
「甘えてる」とか「いつ働くの?」とか言ってくる人間との会話は人生の中の一瞬だから耐えます。

それではまた。