過去を思考することをやめた
はーい、ナツハシさんです。
ひとつ進歩したかもしれないので書いておこうと思います。
東日本大震災から10年経ちましたね。っていうニュースか何かがテレビでやっていて、そこで被災者インタビューがありました。
「いつまでもうしろを向いていれば楽だし、そうやっていれば支援してくれる人だっている。けれど、そのままだといけないと思った。」
と、語っている方がいました。
今の私もそれに近いんじゃないかなと気づいたんです。
私はどうも幼い頃の記憶に囚われがちでした。
幼い頃の家庭崩壊、誰かから愛情を受けられなかった、正常な生活(特に清潔感ある生活の部分)をすることができなかった、などそのことばかりアラサーになった今でも繰り返し悩み苦しみ続けていました。
そしてそのときのことを今まで誰からも寄り添われなかったことでまた深く傷ついていました。
具体的には、親からはただただ謝罪される、親戚からは「弟の障害のことで大変だったから親が本当に大変で可哀想だったよね」などと言われてきたことです。
ただ周囲の誰かに幼少期の私のことを労ってほしかったんだという自分の気持に最近気づきました。
そして、それがもう叶わないこともわかりました。
幼少期の十分に愛されなかった記憶や清潔な生活ではなかったこと、ごはんがもらえない生活をした記憶はもうどうすることもできません。
幼い頃の記憶はもう時間をかけすぎなくらいかけて、考え抜いてもう充分だと思いました。
これからもたまに思い出して悲しくなることはあるかもしれませんが、もう長時間思考することはやめました。
同じ悩んで泣くのでも現在や未来のことを悩んで泣いているほうがよっぽど意味がある、と考えるようになりました。
とにかく、今の生活を変えることに努めます。
ナツハシさん